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​〜梨栽培の1年〜

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365日、梨と向き合う。

春の花から、夏の陽ざし、秋の実り、冬の土づくりまで。
一年を通して積み重ねる小さな仕事の一つひとつが、
「もう一度食べたい。」と思っていただける一玉の梨を育てています。

 

梨作りは、収穫の時期以外にも1年間の管理があり成り立ちます。

冬に枝を整え、春には花を咲かせ、実を選び、葉を育て、土を育てる。

毎日の観察と判断を積み重ねながら、その年、その木に合わせた最適な管理を行っています。

一年を通して続く梨作りの仕事をご紹介します!

 

 

 

〜梨作りの一年〜

1〜2月

冬の剪定

― 美味しい梨は、枝づくりから始まります ―

冬は葉が落ち、木が休眠する季節。
この時期に不要な枝を一本一本見極めながら剪定を行います。

剪定は、翌年の収穫量や果実の品質を左右する最も重要な作業のひとつ。日当たりや風通しを考えながら樹形を整え、「どこに実をならせるか」をイメージして枝を残していきます。

冬の剪定作業は園主が最も好きな作業です。美味しい梨は、冬の静かな畑から始まっています。

3月

芽吹き・花芽の整理

― 春への準備が始まります ―

暖かくなると新しい芽が動き始めます。

この時期は、花芽や葉芽の状態を確認しながら樹勢を観察し、必要に応じて芽の整理を行います。

一本一本の木の状態は毎年異なります。

だからこそ、その年の木と向き合いながら管理方法を決めています。

4月

開花・受粉

― 美味しい梨になる最初の一歩 ―

畑いっぱいに白い花が咲く、美しい季節。

授粉は虫の力も借りて行います。花が咲いてる時期は農園内をハチなどの訪花昆虫が飛び交っています

受粉を経て花から梨へと育っていきます。

美しい花の景色も一瞬で過ぎ去ります。

 

 

5月

摘果

― 果実のオーディション ―

花が散ってから梨の枝にはたくさんの幼い果実が付きます。

形、大きさ、位置、病害虫の有無などを確認しながら、一番良い果実だけを残します。

私たちはこの作業を
「果実のオーディション」
と考えています。

選ばれた果実だけが、大切に育てられていきます。

 

 

6月

新梢管理

― 葉が、美味しさをつくる ―

梨は葉っぱが命です。

葉が光を受けて作り出した養分が果実へ送られ、甘さや食感になります。

枝が混み合うと光が届かず、美味しい梨は育ちません。

6月になると畑には緑色が一面に広がります。

不要な新梢を整理し、葉一枚一枚に光が当たるよう調整することで、果実本来の美味しさを引き出します。

 

 

7月

草管理・病害虫防除

― 畑全体の環境を整える ―

梅雨が明け、夏になると草も勢いよく伸びます。

私たちは草をすべて無くすのではなく、畑全体の環境を考えながら管理しています。

また、病害虫の発生状況を毎日観察し、本当に必要なタイミングで適切な防除を実施。

観察を基本とした管理を大切にしています。

 

 

8月

収穫スタート

― 品種ごとに一番美味しい瞬間を見極める ―

いよいよ収穫が始まります。

梨は品種ごとに収穫適期が異なり、同じ木でも収穫時期は少しずつ違います。

果皮の色、香り、果実の状態を見ながら、一番美味しい樹上完熟のタイミングで収穫。

「収穫できる日」ではなく、
「美味しい日」を選んでいます。

 

 

9月

収穫最盛期

― 一番忙しく、一番嬉しい季節 ―

収穫は朝早くから始まります。

収穫した梨は一玉ずつ確認し、傷や形を丁寧に選別。

大切な方への贈り物にも安心してお選びいただける品質を目指しています。

この時期、畑には一年間の努力が実ります。

 

 

10月

秋の収穫

― 最後の一玉まで、美味しく届けたい ―

晩生品種の収穫が続きます。

気温や天候を見ながら収穫時期を調整し、それぞれの品種が持つ個性を最大限に引き出します。

最後まで品質に妥協せず、お客様のもとへ送り出します。

 

 

11〜12月

来年の美味しさづくり

― 土づくりは、一年中続いています ―

収穫が終わっても、梨作りは終わりません。

木が一年間で使った養分を補い、来年へ向けた土づくりを行います。

毎年土壌診断を実施し、感覚だけでなく科学的な視点からも土の状態を確認。

さらに、木の様子を観察しながら施肥や管理方法を考え、来年への準備を進めます。

「美味しい梨は、健康な土から。」

この想いは、一年を通して変わることはありません。

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